1997年有限会社ワックジャパンを立ち上げて、もう12年目になりました。
私は20代のころフランスで2年近く生活をし、自分と違う文化を理解することの難しさと楽しさを経験しました。国際交流に関する仕事をしたいと思いましたが、4人の子育てに忙しく、40歳まで外で働く機会はありませんでした。
子育てが一段落したころ、日本語教師の資格を取り、日本語学校で週2回教え始めました。その後日本語教師仲間で、自分たちで仕事を見つけよう、責任をもった仕事をする女性グループであることを示そうと1997年有限会社ワックジャパン(WAKはWomen’s Association of Kyotoの略)を立ち上げました。「有限会社の作り方」という本を見ながらの出発でした。日本語教師を辞めて電話番をすることになった私が責任者ということになりました。
ものを製造したりする会社ではないので、大きい資金がいることもないし、300万円もの大金(資本金)があるのだからという私の甘い考えは、ことごとく打ち砕かれました。が、ここで止めては後に続く女性の迷惑になるという意地と、多くの方の支援のおかげでどうにか会社として続けることができました。
| 1998: | 個人のお宅での文化体験は、日本で最初に普通の個人のお宅訪問を観光に取り入れたと話題になりました。 |
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| 1999~: | 日本文化を英語で学ぶ講座を年2回始めることにしました。これは現在も続いています。ワックジャパンのアテンドや講師の方々には、さまざまな日本文化についてまた、英語のスキルアップのための講座を用意し、全体のレベルアップを目指しています。 |
| 2000: | 国際会議の同伴者プログラムの依頼を受けるようになりました。これは団体の方々のためのプログラムの充実に役立ちました。現在、例えば150名が茶道を、同時に150名の書道を取る方がおいでになっても対応できます。 |
| 2002: | 特別のプログラムをアレンジすることが多くなりました。有名な映画俳優や経済界のVIPの方々など、特別のアレンジをするようになりました。 |
| 2004: | 自宅で始めた会社も市内の中心部のマンションに移り、簡単に体験する人のために事務所で手軽な金額でできる和室体験を始めました。 |
| 2006: | 京都には町家といって古い伝統的な家がたくさん残っています。そのような古いおうちを文化体験に使わせてもらうことになりました。それらを活用することは景観を守るためにも大切なことだと思っています。町家プログラムを始めました。 |
| 2008: |
7月7日、経済産業省と国土交通省から、地域資源活用新事業展開支援事業の対象企業として認定を受けました。 台所を改造して10数名までなら料理体験もできるようになりました。 |
| 2009: |
事務所を京町家に引っ越しました。京町家とは職住一体となった京都の職人・商人の住宅で、優美な格子と「うなぎの寝床」といわれるように「間口が狭く奥行きが長い」ことが特徴です。お客様にはこの雰囲気ある建物の中で、今までのショート体験をより一層お楽しみいただけます。 |
私たちの歩みは本当に小さいものです。私たちがめぐり合う外国からのお客様も限られています。しかし縁あって私共に来てくださった方に満足を提供できるようこれからも努力したいと思います。
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